【公演日誌】哲学ミュージカルにホスト・主婦・制服高校生が登場の巻

こんにちは、撮影係の伊藤失格です。

僕はほとんど毎回「饗宴」の写真を撮っているのですが、それをお披露目する場がこれまでなかなかありませんでした。

Twitterで投稿するにも限度があるし、かといって写真だけをまとめて公開するのも違うし……。

というわけで、わたくし不肖失格め、思いつきました。今回から「公演日誌」と題しまして、in.K.で上演している舞台のあれこれや最近の様子を、このブログにてお伝えしたいと思います!!!

それでは、はじまりはじまり〜〜〜!

久しぶりの「饗宴」撮影

さて、今回は11月10日に上演しました哲学ミュージカル「饗宴」の模様をお届けいたします。

ちなみに、10月に前回の「饗宴」を上演した際、僕は撮影に行けませんでしたので、この舞台を撮影するのはおよそ1ヶ月ぶりとあなりました。Komatsuno Unit / 転回社の公演「ミュージカル ロミオとおてもやん」を経て、みんな成長しているのか、それとも勘が鈍ったりしているのか……。ドキドキしながら開幕を待ちます。

石村、最近髪を切りました。

今まであまり気づいていなかったのですが、パイドロスってめちゃめちゃパウサニアスのこと睨んでますね。

そんなパイドロスに扮する佐々木、謎のボール集団に囲まれるシーンも。
アメフトのボールは時流に乗っているのでまあ分かるとして、他の人たちは一体なんなんだ……?

こちらは、天のエロースを演じる新原らっこ。仕上がってますね。めちゃめちゃ歯並びが綺麗です。

しかし、こうして考えてみると、初演の時からはだいぶ変わってしまっていますね……。

ホストが出てきたり……。

主婦が出てきたり…………。

制服姿の高校生が出てきたり……………。

僕は「古代ギリシャの知識人たちが大いに議論した内容をまとめた哲学の本、これをミュージカルにする!」と聞いたはずなのですが、回を経るごとに混沌を極めているような気がしています。

しかし、騙されたと思ってこの哲学ミュージカル「饗宴」を見た後に、原典の『饗宴』を読んでみてください。びっくりするくらい頭に入ってきますので。さらに、『饗宴』に書かれていることを勉強すれば、ミュージカルの方の「饗宴」ももっと楽しめるはず! これこそが永久機関です、無限に楽しんでいきましょ〜!!

なお、哲学ミュージカル「饗宴」は、聞くところによれば年内はあと2回しか公演を予定していないとか……?
11月の回は確定しておりますので、まだ観ていないという方はお早めのご予約を! 一度観たけど久しく観ていないという方も、60%くらいは違う作品になっているのでぜひお越しいただけますと嬉しいです!

ご予約はこちらから→https://kyoen1124.peatix.com/view

ご来場、お待ちしております〜!

なお、来年以降の上演は未定と聞いております。本当に見納めになる可能性もありますので、後悔のないようにご予約はおはやめに……!

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